〜妊活さん、妊婦さんの栄養・整体のサロン〜

女性として満たされた「妊婦さんの会」

<初めて宮川さんに会う>
4月28日、妊婦さんの会に参加しました。
これは妊婦さんや妊娠を望む女性を対象とした会で、
2ヶ月に1回、パン屋さんのカフェスペースで開催されています。
主催は宮川さんと自然療法に詳しい松本さんで、
参加された方からの質問や悩みに答えながら、
ゆっくりとお話しする会です。

朝10時半、会場であるパン屋さんの奥のカフェスペースに行くと、
すでに宮川さんと松本さんと、2人の妊婦さんがいらっしゃいました。

10時半から12時過ぎまで話をし、時間のある方はランチをします。
ですので、合計3時間くらい、ゆっくりじっくり語り合います。
私は特に質問事項などは準備せず

・宮川さんに会い、お産に対する心構えを全般教えてもらう

とざっくりしたテーマを持って出席しました。

初めて会う宮川さんは、「元気なお姉さん」という印象で、
想像していた、厳しくてキリッとしているという
助産師さんといイメージとは全く違いました。
けれども明るい笑顔に、
「この人、きっと面白い人なんだろうな」と思いました。
「初めましてー、まやです」と自己紹介をした後、すぐに打ち解けて
宮川さんにたくさん話しをしたくなりました。
「自宅出産が叶うかはわからないけれど、
この方と出産まで一緒にいられたら嬉しいなぁ」と感じました。
会は終始和気藹々と進み、ものすごくたくさんの知識と感覚を得ました。
どれもこれも大事なことなのですが、
一番心に残ったこと、または出産後もしみじみと感じられることの
2つを書いてみたいと思います。

<野生にかえるお産を>
「出産までにどういう生活をすればいいですか?」と質問をしようとしていた私。
細々とした具体的な指導を期待して、漠然と尋ねてみました。
けれども宮川さんは、具体的なことは仰らず、
「まやさん、色々と調べて考えてやっているでしょ?それでいいじゃない?」
とにっこり。それでおしまい。
確かに吉村正さんの本や、松田さんの本も読んでいたし、
あとめんどぅーささんのも真弓先生の本も読んでいました。
その上で色々選択して、すでに自分に合う生活をイメージしていたので、
そのままでいいと言って欲しいから尋ねた、に近かったかなと思います。

と言っても詳細なアドバイスをもらおうと意気込んでいた私は、
拍子抜けでした。そしておもむろに

「野生にかえるお産」を、
とおっしゃいました。

単純な私は、
「野生にかえるお産」かぁ!やってみよう!うちんちテレビもないし、自然に囲まれているし、きっとできるはず!
となどと思っていましたが、経験したみて思ったこと。それは

「野生」ってそんな単純なものではないということ。

特に前駆陣痛から出産までの数日間は、
想像していたよりももっと深くて、静かで、厳かで、安らかなものでした。
(出産談までの先は長いので、乞うご期待!)

「野生にかえるお産」

後から振り返っても、とても味わい深い言葉で、
出産が終わった今も、じわじわ感じることができます。
そんな壮大な言葉をいただきました。

<赤ちゃんを信じる>
そしてやっぱり気になる、自宅出産。
「安産第一で。でもやっぱり自宅出産したいんですけど、
どう頑張ったらいいんでしょうか?」
という思い。
帝王切開ではなく自然分娩をしたかったし、
できることなら病院ではなく自宅で産みたいわけです。
でもちょっとしたことで、自宅出産は叶わなくなるわけで、
病院での自然出産ならまだしも、帝王切開になるかもしれないのです。
(お産の種類、用語って色々ありますよね。また改めて書きます)
こうして、私もしかりですが、
こだわりの強い人、いろいろ調べて頑張った人ほど、
「あーしてこーして、○○のように産みたいな!」と
色々と思い巡らせるわけです。

それに対して宮川さんは、
生まれてくるのは赤ちゃんだし、
出産の主人公は、大人ではなく赤ちゃん。
大人がどうこう言おうが、
結局は赤ちゃんが産まれたいように生まれるのよー
とのこと。
大人が出産に対して過度に期待したり想定したりするのは、
ほどほどにしておかないとあかんね、と思いました。

ですので、出産に対して、またおなかの子供に対しては
「あなたが無事に生まれてくることを信じているよ」
「お母さんは宮川さんとお家で産みたいけれど、
どこでどのように産まれるかは、あなたが決めてきてねー^^」
と考えることにしました。

あとあと考えるとこの気持ちの持ちようが結構大事で、
こだわり過ぎず、シリアスになりすぎず、
ほどほどの気持ちでバランスよく、
お産に備えることができたと思っています。

<語ることでお産を深めて>
他にもたくさんの話を聞き、たくさんメモをとりました。

参加してもう1年以上経ちましたが、
メモに書かれたほとんどの言葉を、
宮川さんとみきさんがどのように語られたか、
今でも鮮明に思い出すことができます。
こんな風に、お産に向けて準備をしていきました。

和気藹々とした雰囲気の中、
初産の方、2人目の方、月齢もバラバラの方が一緒になって、
助産師さんや自然療法の先生の意見も時々いただきながら、

お産について語り合い、自分のお産について深めていく。

今、振り返ると、女性として満たされていった時間なんだなぁと感じます。

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