〜妊活さん、妊婦さんの栄養・整体のサロン〜

仕事の調整①ーベストタイミングとお祝いの言葉ー

妊娠が分かった時、私はいくつかの仕事を掛け持ちしていました。
いずれも一般的な週5日勤務や朝9時から夕方の5時までの勤務ではなく、
時間も場所も比較的自由な仕事で、
妊娠したことが理由で辞める気もなければ、
数ヶ月間以上の産休や育休を取る気もありませんでした。
ですが、社会で働くことにストレスや我慢はつきものです。
妊娠中の体調や気分の浮き沈みと、仕事、
うまくバランスをとる必要がありました。

まずは仕事の予定を調整し、その上で「気の持ちよう」も調整していきました。
その甲斐あってか、妊娠中、仕事面をしていても
ほぼストレスを抱えることはありませんでした。
そんな私の妊娠後の仕事のペースと、気分の調整方法を
書いてみます。

<2018年度の私の仕事のスケジュール>
私が妊娠に気がついたのは2018年4月で、出産予定日は12月6日でした。
2018年度は例年通りの仕事を入れており、
主なものは①大学の嘱託講師②学会発表活動の2つでした。
①嘱託講師は4〜7月の春学期と10〜(2019年)1月の秋学期に、
2つの大学(A大学は講義、B大学はゼミ)で90分の講義。
②学会発表活動は、6月に東京で学会発表、7月に京都で研究会報告、9月に東京で学会発表でした。
ちなみにこれらの仕事は、朝9〜17時まで働くオフィスワーカーとは異なります。
ほとんどが在宅で仕事ができるし、定期的に出勤しなければいけないのは、
火曜日と水曜日の2回で、各1時間半。
もちろんその前後の準備や通勤などで拘束時間は3〜4時間になりますが、
だいぶ融通がきく仕事かと思います。

<仕事の調整は早い目に>
妊娠がわかった4月、出来るだけ早く大学の仕事を調整しなければいけないなと
考えていました。
4月、ふと思い立ってA大学の研究室に行くと、
たまたま教授と2人になるタイミングがありました。
まだ胎嚢が確認できた時点でしたが、
今が妊娠を伝えるタイミングだ、と思い、
妊娠や出産予定日を伝えました。
伝えるのはやっぱり不安でしたが、
「ここ最近のニュースの中で、一番嬉しいニュースだ」と
おっしゃってくださり、私も幸せな気持ちになりました。
仕事については
「継続するか辞めるかはお任せ」
とのことでした。
4―7月の前期授業はやりますと即答し、
9―1月の後期授業は少し考える時間をいただくことにし、
5月にお返事することにしました。

そしてB大学。
4月は、直属の教授が海外出張中で、どのタイミングで伝えようかと思っているうちにGWになってしまいました。
そして妊娠届出書をもらった5月1日、たまたまB大学の研究室に行く用事が
できました。
直属の教授はいらっしゃいませんでしたが、
ご一緒することが多い女性の教授とお会いすることができました。

A大学の先生と同じく、非常に喜んでくださり、
「結婚に興味ないって思っていたわぁー、びっくり!」と言われました。
確かに彼氏なんか作らず、バリバリ仕事していたからなぁ。
そしてB大学と同様、
4―7月の前期授業はやりますと即答し、
9―1月の後期授業は直属の教授にメールで相談してから決定しますと、
少し考える時間をいただくことにしました。
そしてその日のうちに、直属の教授にメールをしました。

<続ける仕事と産休の仕事>
私にとって大学教員の仕事はとてもとても大事なお仕事でした。
だから出来うる限り続けたい。
前期授業は特に不安はありませんでしたが、
問題は9―1月の後期授業。出産予定日は12月6日です。
出産直前まで仕事をする自信はありましたが、
出産後は少なくとも3週間は、外出はしない予定でした。
ですので、

11月…勤務可
12月…勤務不可
冬休み…仕事なし
1月…勤務可
となります。あくまでも順調にいった場合ですが。

A大学は少人数の講義で、振替授業が容易だから
12月の休講分は、10月、11月に振替授業をすることができる。
だから講義は継続できそう。

B大学はゼミだから、振替授業はあまり向いていない。
B大学の直属の教授には
「大事な時だし、ゆっくり休みなよ」というアドバイスもあり、
B大学は産休を取ることにしました。

ちなみに産休に関しては会議を通さなければいけないので、
早い目に決定するに越したことはありませんでした。

<ベストなタイミング、そして喜んでもらえたこと>
振り返ると、いずれもちょうどよいタイミングで、
仕事の相談ができたと思います。
妊娠はベストのタイミングでもたらされると思いますが、
そのほかのタイミングもちょうどいいときにやってくる。
頭であまり考えずに、波に乗ることがとても大事な事だと思います。

妊娠と結婚を同時に伝えること、
正直めちゃくちゃ勇気がいりました。
(また改めて書きたいですが、妊娠したら入籍しようと言っていたので、
計画的な出来ちゃった婚です)
でもみんな喜んでくださって、不安になって損したなと思いました。
仕事のストレスよりも、伝えるストレスの方が大きかったりして。

周囲の反応も仕事のペースも、全て私にとって最良の状態になる。
赤ちゃんが宿ってくれたことを信じて、流れに乗る。
出産そのものの時も、仕事の時も、
どんなときも大事なんだと実感しました。

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